私には宝物、として大事にしてる絵があります。
この絵です。このお顔と、毎日顔合わせてます。(笑)
大好きな絵だけど
ただ、どなたが描いたかはっきりわかっていない。(なんてことだ)
そんな作者不明なこの絵との出会いは 2012年。
昔セラピストを目指してハワイに渡り、本場のロミロミを勉強していた年でした。私は13年前、ロミロミというハワイで生まれた手技で行うオイルマッサージのセラピスト活動をしてました。
絵を買ったのは、そのロミロミの合宿の地として行ったハワイの離島のひとつ、カウアイ島でした。そのとき初めて行った島だったけど、なぜか行く前から楽しみで楽しみで。
楽しみ過ぎて、合宿日程より先に前乗りして、お一人さま旅まで楽しみました。自分でネットで調べて宿を取り、レンタカーもして島を自分で運転。1人だけで一度カウアイを味わってみたいと思ったんですね。
トラブルも実はちょっとあったけど (予約してたホーストレッキングツアーに間に合わなかったとか、苦笑)。オアフ島と違って日本語は完全に通じないハワイの離島。なけなしの中学生英語で何とか乗り切りました。楽しかったなあ。合宿中もよかったけど1人で味わう時間を取れたのもよかったと今でも思ってます。
合宿後も少し残って合宿で知り合ったお友達と一緒にクルーズなどもして帰りました。あのときは初カウアイを心ゆくまで満喫しました。
そんなカウアイ島の、確か南側の町にあったお土産屋さんだったと記憶。
地元のアーティストが描かれた絵なども扱う店でした。その中から選んで、この絵が目に留まり、妙に気になってしまって購入。今でも大事に自室に飾って毎日目にして、ときどき絵のようににんまりしております。
この絵を見た人の感想が、いろいろあって面白いんですね。
「宇宙人!?」
「太陽の擬人化?」
「インドとかの神さま?」
「なんかコワい…」
「なんか楽しそう」
この1枚の絵から、見る人によっていろいろな感想が生まれてて。
絵って存在はやっぱり面白いなあ、と、つくづく感じました。
ちなみに私は、この絵を見て何を思ったか。
「私のこの人生の最後はこんな風に笑っていたい」
そんな言葉がスっと、自分の心には浮かびました。
最期の最期を迎えたときは、ぜひこんな顔になって終わろう。そんなことをこの絵を見て思いました。
この絵を買ったときはあまり何も思わなかったけど、飾ってしみじみ見ているうちに気づきました。この絵は私の目指していることの一つを現わしてくれている絵なんだな、ということを。
これもまた、私の夢の絵。私の人生という航海のポラリスのようでもあります。
ああ今回の人生楽しかったな!って言うラストを迎えられるべく、なるべく後悔少ない人生を。ぜひ叶えたい私の夢です。
(好きなカウアイの風景を添えて。)